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飛び級はできない


「自分軸」
「他人軸」
と言う言葉
聞いたことがありますか?

めっちゃ簡単に言うと

人の顔色や都合を気にして
自分の行動を決める人は
「他人軸」


自分のやりたいことを優先して
自分の行動を決める人は
「自分軸」

となりますが、
他人軸の人はなかなか息苦しい生き方をしていたり
望みが叶いにくい、なんて場面も多いと思います。

つい人に意見を合わせてしまう人や
プライドの高い方は、他人軸強めです。


自分軸の人は、
自分の中で優先順位がつけられている場合が多く
精神的に自立している方が多いです。

人にどう思われても構わないというスタンスの人や
やりたいことを自由にやれている方などは
自分軸強めです。


どちらが良いかと言われると
自分軸の方が精神成長度が高いのですが

「自分軸だから良い」というわけでもありません。

自分軸がすぎると、協調性のなさや
ワガママな人と思われてしまうこともあります。


目指したいのは「共存」という域です。


人を慈しむことができたり、
自分軸でいながらも他者を尊重できる状態
それが「共存」です。

これは人の成長の流れと同じで
産まれてから「他人軸」→「自分軸」→「共存」と
段階を踏みながら人生を通して学んでいくのです。

他人を思いやる気持ちの強い他人軸の人が
少しでも人生が楽になるなら…と一見似た感じのする
「共存」の生き方をしたいと思いがちですが、
他人軸の人がいきなり共存へは飛び級できないんです。

他人軸と共存は、実際は全然違う領域です。


何事も、順番通りに物事は巡ってくるものです。

それを気が遠く感じるか、
もうすぐやってくると楽しむか、

人生の味は大きく変わってきますね。


Atelier COCOLI